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言いたいことは山ほどある。

性別や障害、属性で気になること。

メルトダウンについて

発達障害 ジェンダー

メルトダウンとは感情崩壊・機能衰退

 

 メルトダウンとは発達障害が原因で起こるパニック状態のようなもの。もし発達障害に軽度・重度を決めるなら、メルトダウンの頻度が1つの目安になるかも知れない。しかしメルトダウンが起きるかどうかは環境に左右されがちなので、やはり簡単にはいかない。

 

yaplog.jp

 

 メルトダウンは感情崩壊みたいな意味合いで使うのだろうが、俗語で言うヒステリー状態に似ている。感情の制御が利かなくなり暴走する。制御不能はよく感じたことだった。

 機能衰退と説明しているサイトもある。判断力・発想力が著しく減退する。この減退はメルトダウンの最中だけではなく、終わってからもしばらく戻らないから、一度起こすと結構大変だ。人によって暴走の仕方が違うから、メルトダウンの経験者でも他人のメルトダウンは理解できない。

 自分のメルトダウンは「切れる」「わめく」「何かを叩く」。昔はガラスをよく割った。ここ数年はマウスをよく壊した。できるだけ布団などを叩いて実害がないようにしている。一通り暴れると疲れてやめる。切れ方が酷いとしばらく放心する。「泣きわめく」こともたまにあるが、だいたいは泣かない。ただ悪態をつき続ける。

 

 自分の場合、大きなショックとか予定変更では起きにくく(ショック状態はフリーズ→シャットダウン、予定変更はフリーズになる)、複合した条件(思うように行かないことが複数重なる)で起きる。たとえばPCの動作が異常に重いor通信が頻繁に切れる+猫が邪魔してキーが打てない(あっさりどかすという発想はない)+もう1つの不快刺激(ハエが頭の周りを飛んでうるさいとか周囲の騒音がうるさいとか)。3つ重なると高確率で切れる。これが日常的なメルトダウン

 メルトダウンすると、わめきながら布団を叩く。飼い猫は怯えるが、これが最も安全な切れ方だ。何故なら、何も壊さないから。拙いのは物に当たる時。これでマウスを4~5個、コーヒーメーカーを2台、食器をいくつか壊した。今のところノートPCは壊すまで至っていないが、他人が見たら壊そうとしているかのように見える時はある。子供の頃を除くと自傷癖はないが(痛みに弱いからあまりできない)、衝動的な自殺計画は自傷だった可能性はあるが、そのキッカケとなったメルトダウンは言い争いだ。

 言い争いで切れる場合、最低3時間の議論(押し問答)と、相手からの論理攻撃が必要。だから言い争いで切れた相手は少ない。一度切れた相手は接触を避けるから、複数回切れた相手は家族と、同居してるツレくらいだ。接触を避けるのは継続して腹を立ててるのではなくて、トラウマになるから。一度トラウマができた相手とは普通に接することは不可能になる。

 

 メルトダウンを「誰でもあること」と言う人がいるが、誰でもはないと思う。確かに感情的になって何を言ってるのかまるで分からない人はたまに見かける。自分の「わめき散らす」「悪態をつく」も感情的ではあるにせよ、言ってる内容に一抹の整合性や論理性があるため、相手は「正気を失っている」とは見なさないらしい。自分でも怒った理由は分かっている場合が多い。しかし「何故そこまで怒るのか」は、あまり説明できない。

 「誰でもあること」という人は、誰と比較しているのだろうか。単に「切れる」なら誰でもあるかも知れない。でもそれは一瞬の爆発で、すぐ我に返るのではないか。メルトダウンは結構長い時間続く。後遺症も合わせると半日~一日潰れる。感情を引きずっているというより、その時の情景・言葉が焼きついてフラッシュバックし続ける。こんなのが「誰でもある」は本当なのだろうか。そうだとしたら、どうぞ共感して下さい。お願いします。

 

メルトダウンに性差はあるか

 

 上で貼ったサイトには、メルトダウンの仕方に性別が影響するかの如く記載されている。もし記事の通りだとするなら、本人のつらさを度外視すれば、泣きわめくだけで物を壊さず、他人を攻撃しない女性のメルトダウンのほうが社会的には害が少ない。攻撃性・暴力性が高く、暴れたり怒鳴ったりする男性のメルトダウンのほうが遙かに害があることになる。

 自分の、おそらく発達だろうと思われた母親は泣きわめくようなことはなく、切れるとひたすら相手を口撃し続けた。何時間でも飽きもせず続けた。物にもそれなりに当たるのだが、根がケチだから壊さないように微妙に加減している。(自分も物を壊すのは嫌いなのでそうしているが、勢い余ってたまに壊す。)

 自分の母親はおよそ世間がステレオタイプに考える「女性性」は殆ど持ち合わせなかった人だ。自分が前に出たい人で、思いやりや優しさは欠如し、他者共感性はかなり低かった。だから子育ても下手だったし、細かいことが苦手だから家事もほぼ壊滅状態。しかし仕事は大好きで、金も大好きで、働き者だった。金の管理がろくにできない(する必要がなかったせいもある)父親だったが、母親のみみっちさケチくささが父の店の経営管理を健全に支えていた。(着服も多かったが。)

 しかし、そんな彼女の性自認はしっかりしていて、化粧大好き、着物大好き、オシャレ大好きだった。衛生を保つのはなかなか難しかったようだが、着飾ることには執念があった。表面的には女性らしさを過剰に追求するのだが、内面はからっきしだ。本人もそういう価値観(思いやりだの優しさだの共感だの)を持っていないから、何の迷いもない。見事なまでに容赦なく、濡れた犬を叩く人だった。こういうのを世間では「気丈な女性」と呼ぶのだろう。

 

 女性のメルトダウンでも切れてわめく人は結構いるし、ただひたすらに攻撃的になる人もいる。一方、男性では黙り込む人を複数見た。思慮や分別で我慢して黙るのではない。頭が真っ白になり、何も耳に入らなくなるらしい。反応を返すことすらまったくできなくなってしまうのだ。フリーズに近いがもっと酷い状態だ。これは受動型のメルトダウンの特徴ではないかと思う。積極奇異型は切れてわめく・暴れるのではないか。もちろん、女性のアスペルガーは男性に比べるとかなり少ないが、その全員が受動型なんてことはない。ADHDとなるとメルトダウンの仕方も違うかも知れない。

 本当にメルトダウンに性差があるのだろうか。単に個人の性格やタイプの違いじゃないのか。これもジェンダーバイアスじゃないのかと思う。こんなところにまでジェンダーバイアスを持ち込んで、何の益があるのか不思議でならない。