言いたいことは山ほどある。

性別や障害、属性で気になること。

雑記:このブログについて

 こんなブログでも、有り難い事に思ったよりアクセスが多い。さすがHatenaといったところか。半分以上がグーグル検索で飛んでくるらしい。ヤフー検索と合わせると、検索で飛んで来る人がアクセスの8割を越える。

 どんなワードで来るのかと言えば、一番アクセスが多いのは「ミソジニー」(15%)だった。次が「パーソナリティ障害」(10%)。この2つはだいたい不動で、後は見るタイミングで順位が入れ替わる。

 ミソジニーのアクセスが多い一方、ミサンドリーのアクセスは5%。世相を反映していて面白い。

 

 他に多いのは「アスペルガー」をキーワードにして飛んで来る人。今では自閉症スペクトラムに変更になって、アスペルガーという言葉は正式名称としては使われなくなった。しかしアスペルガーはやはりアスペルガーとしか言いようがない。自閉症とは違う、何か独特の人達だ。

 そう言えば「東大生の4人に1人はアスペルガー」なんて言う人もいるらしい。そんなわけないと思うが、一般人がそう感じるのも故無き事ではないだろう。淡々とした平坦な口調とか、妙に理屈っぽい言い回しとか、情緒的な物言いが出来ない点とか。実際、僕はこういう話し方のおかげか、人から頭が悪いと思われた事がない。利口ぶってるつもりは毛頭ないが、勝手に「頭が良い」と思って貰えるらしい。そう思われるのは仕事の場では有利なので有り難い。(営業トークが苦手なので営業には向かないが。)

 

 次いで多いと思われるのが「Xジェンダー」。日本語独特の和製英語でもあるし、分かりにくい概念なのだろう。十分に説明できているか分からないが、参考になっていれば嬉しい。

 Xジェンダーは、英語ではジェンダークィアと言う。クィアには変態という意味があるから、僕は抵抗がある。自分を変態と思う事はないし、どちらかというと性的には大人しいというか、あまり変化を好まない。人とちょっと違うかなと思うのは異様に尻が好き(男女ともに)な点くらいだ。いわゆる尻フェチに入るかも知れない。

 前にも書いたけど、クィア性というのは個人の自覚としてあると思う。変態に限らず、通常とは違うとか、極端な個性とかがそれに当たるかも知れない。が、それはあくまで本人の自覚や自己定義として語られるべきもので、他人から変態呼ばわりされる筋合いはない。だから僕がFTMだとかXジェンダーだとか言った時に、人から「クィアですね」と言われたら、きっとムッとすると思う。

 

 あと、ビックリしたのは某所で「性別違和です」と言ったら、「LGBTなんですね」と言われた事。僕はTでGかも知れないが、LでもBでもないから、ちょっと面食らった。またXジェンダーはLGBTには含まれていない。(だからLGBTQAなどと付加される場合もある。)

 日本では「LGBTです」という自己紹介があって奇妙だと誰かが書いていたけど、「ゲイです」「レズビアンです」「バイセクです」「トランスです」「Xジェンダーです」「アセクシャルです」という自己紹介はあっても「LGBTです」という自己紹介はあり得ない。

 厳密に言えばXジェンダーはエクストラ(extra)のXだから、LGBTには含まれていない。T=Xと解釈されるのだろうけど、Xの人達が必ずしも自分をTと認識しているかは分からない。僕も特にトランスな事をしている訳ではないから、Tと名乗る事はない。FTMとは名乗る。もっとシンプルに「男です」と言いたいのだけど、それだと唐突過ぎて相手が理解できないだろうと思うのでFTMと言うことにしている。

 

 閑話休題。グーグル検索は記事中のワードも反映するのだろうけど、タイトルは重要だなと思った。もうちょっと気をつけて具体的なタイトルをつけるよう心がけようと思う。

 それと個人体験をもっと書いていったほうが良いのかな、と思う時もある。やはりブログの面白さは誰かの人生の断片を垣間見る事じゃなかろうか。僕の人生なんて退屈で派手な出来事は全然ないけど、何かの参考になる人もいるかも知れない。

 あと、もっと読みやすくできないものかとは思っている。文字数が多いのも読むのが大変だと思うし、表現の硬さは個性と諦めてもらうとしても、小見出しをつけるとか工夫の余地はあるかも知れない。